スピリチュアルケアとは

 

 “スピリチュアルケア”とは、“スピリチュアルペイン”を抱える方々への援助のことです。スピリチュアルペインとは、「自己の存在と意味の消失から生じる痛み」と定義されます。

 

 そして、スピリチュアルペインを抱える人とは、死に向き合う人だけではありません。

 

 どんなに医療や科学が進歩しても、人間は、どうすることもできない痛みや苦しみに直面します。そこには、人生の意味や苦難の意味への問いかけがあります

 

 ・何のために生まれてきたのだろう。

 ・何のために生きているのだろう。

 ・どうしてこんなに苦しまなければならないんだろう。

 ・こんな人生に意味があるんだろうか。

 

 みなさんも、一度ならず考えられたことがあるのではないでしょうか。

 

・自分は家族に迷惑をかける存在だと考える高齢者や介護を受ける人

・精神障害者、他者への怒りや憎しみが消えない人、罪悪感に苦しむ人

・事故や病などさまざまな理由で目標を失った人

・自分は誰からも愛されないと考える人

・人間関係に困難を抱える人、自分は人より劣っていると考える人

・他者の評価が気になる人、消えてしまいたいと毎日思う人

・自分は能力のない人間だと考える人

・なんのために生きているのだろうと苦悩する人

・子を失くし未来を喪失した人、絶望した人

 

 スピリチュアルペインという見えない痛みを抱え、人生に希望を失い、誰にもわかってもらえないという孤独の中に生活している人々が現代社会には多く存在しています。

 

 今、私たちの隣に多くの苦しむ人がいます。病や死に直面している人ばかりではありません。ある人は、自らの苦しみを隠し、心の中で涙を流しながら笑顔で人々に接しています。 

 

 スピリチュアルケアを必要としているのは、決して特別な人ではありません。信仰の有無によらず、ごくふつうに社会生活を営んでいる私たちのひとりであり、笑顔で隣にいる人なのです。

 

「自己の存在と意味の消失から生じる痛み」

 カウンセリングでは、スピリチュアルペインを抱える方々の「希望(将来の夢)」、「支えとなる関係」、「自己決定できる自由」を支え、自ら存在と生きる意味を見出すことができるように寄り添い、共に歩みます。

 

  


気分障害:

うつ病,双極性障害

 

不安障害:

パニック障害,広場恐怖,社交不安障害(SAD),心的外傷後ストレス障害(PTSD),

急性ストレス障害,全般性不安障害(GAD)

 

その他:

身体症状症,摂食障害,適応障害,自律神経失調症,ストレス,睡眠障害,PTSD(心的外傷後ストレス障害) 

聴覚情報処理霜害(APD),自閉スペクトラム症(ASD),注意欠如・多動性障害(ADHD)

 

心理療法:

認知療法・認知行動療法(CBT),ロゴセラピー(実存分析,意味中心療法),

グリーフケア,スピリチュアルケア,キリスト教カウンセリング(Christian Counseling)

 

対人援助職者への援助・教育(医療,介護福祉,葬儀,教育,自治体):

グリーフケア/スピリチュアル研修,認知行動療法,スーパービジョン,教育分析(自己理解・自己覚知),

ストレスマネジメント,セルフケア,アンガーマネジメント

 

相談内容:

家族関係,夫婦関係,親子関係,子育て,虐待,ひきこもり,不登校,不眠,摂食障害,希死念慮,自殺企図,
死別,グリーフカウンセリング,グリーフワーク,悲嘆,人生観,死生観,自己理解,ストレス,

休職・復職,転職,就労,進路,キャリア,障害者雇用,社会復帰,メンタルヘルス,その他

 

・カウンセリング実施の対象地域:全国   

・講演・研修については,お問合せ下さい。お問合せはこちら